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痛風にコーヒーが良いってほんと?尿酸値との関係
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近年、コーヒーの健康効果に注目が集まっていますよね。ダイエット効果やアンチエイジング効果など、さまざまなメリットがあるとされています。痛風にもよいとされていますが、果たしてどうなのでしょうか?
■コーヒーは痛風に効果あるのか?
コーヒーの痛風予防効果について以下のような研究結果があります。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学のヒョン・チェ氏は、1日に4〜5杯のコーヒを飲む人と、まったく飲まない人にわけて実験を行いました。実感の結果、コーヒーを飲んだ人はまったく飲まなかった人に比べ、尿酸値が0.26 mg/dl 低くなったそうです。痛風の原因は尿酸値の増加ですので一定の効果は期待できそうですね。
■コーヒーが尿酸値を下げる理由
コーヒーにはカフェインが含まれていますよね。カフェインには利尿作用があるんですね。コーヒーに含まれているカフェインが尿の排出を促し、尿酸も一緒に排出することで、尿酸値が低下すると考えられています。
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■コーヒー牛乳がおすすめ
痛風予防のためにコーヒーを飲むなら、コーヒー牛乳が良いとされています。牛乳に含まれるタンパク質が、カフェインと同じように利尿作用があるんですね。タンパク質&カフェインによって、さらに尿酸の排出が促されることが期待できます。
■飲み過ぎには要注意
コーヒーにはデメリットもあります。それは飲み過ぎると、カフェイン中毒になってしまう可能性があること。カフェインは興奮剤として有名ですよね。摂取することで一時的に覚醒状態になりますが、全身に大きな負担を強いることになります。
中毒になってしまうと体にさまざまな障害をもたらします。たとえば、イライラや集中力の欠如、睡眠障害、頭痛、疲労感など。「痛風予防のためにコーヒーをたくさん飲まなきゃ!」となってしまいがちですが、カフェイン中毒という負の作用もあるので、飲みすぎには気をつけてください。
■まとめ
・研究結果によって、コーヒーには尿酸値を下がる効果が期待できることが分かっている。
・コーヒーのカフェインには利尿作用がある。利尿作用によって尿酸の排出が促され、尿酸値が低下すると考えられている。
・コーヒー牛乳に含まれるタンパク質にも利尿作用がある。カフェイン+タンパク質のダブル利尿作用が期待できる。
・コーヒーの飲みすぎはカフェイン中毒を招く可能性がある。カフェイン中毒になると、体にさまざまな障害をもたらすので注意したい。
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