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痛風の原因|プリン体が多い食品&少ない食品は?
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痛風の原因になるとされるプリン体。1日の摂取量を400r以内に抑えるのが理想とされています。では、プリン体が多い食品と少ない食品はどういったものでしょうか?まずはプリン体とは何なのかから説明していきましょう。
■そもそもプリン体とは
プリン体とは体内で尿酸に変わる物質です。ほとんどの食品に含まれており、旨みを出す成分なんですね。通常であれば、プリン体は分解され尿とともに排出されます。
ところが過剰摂取などの原因によって、排出能力の限界を超えた場合、体内に蓄積され、痛風の原因になります。
■プリン体が多い食品
プリン体が多い食べ物を「高プリン食」といいます。食品100mgあたりにプリン体200r以上含むのが高プリン食。
代表的な高プリン食は、レバー類や白子、あん肝、干し椎茸、スルメイカ、明太子、エビなど。
これらの食品は控えるようにしたいところです。
■プリン体が少ない食品
プリン体が少ない食品の代表的なものには、穀物類、果物類、野菜類、イモ類、海藻類があります。
これらの食品はプリン体が少ないだけでなく、「アルカリ性」の食品であることが特徴。アルカリ性の食品は尿をアルカリ性にしてくれます。
痛風の原因である尿酸は酸性であるために、尿に溶けやすくなり、排出をサポートしてくれるんですね。結果、尿酸が減少し、痛風も防げるというわけです。
■プリン体は水に溶けやすい
プリン体は水に溶けやすいという性質があります。そのため、ゆでる、煮るといった調理方法が効果的。食品のプリン体をコントロールするのは難しいので、こうした調理方法で少しでも減らしていきたいです。
■まとめ
・プリン体は食品に含まれる旨みの成分。摂りすぎると体内に蓄積され、痛風の原因になってしまう。
・高プリン食は尿酸を増加させる。レバー類や白子、あん肝、干物などは控えたい。
・穀物類、果物類、野菜類、イモ類、海藻類などはプリン体が少ないだけでなく、アルカリ性食品。
アルカリ性食品は尿酸を減少させる効果がある。
・プリン体は水に溶けやすい。そのため、ゆでる、煮るといった調理法で減少させることができる。
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