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その食生活が痛風を招く!?尿酸値を上昇させる食事とは
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「のたうち回るような痛み」
痛風の痛みは激しく、耐え難いものです。
症状がひどいときには歩くことさえ困難になってしまうことも。そんな痛風は、食生活が原因で引き起こされることがあります。もしかしたら、あなたの今の食生活が痛風の原因になってしまうかもしれません・・・・・・。
■痛風の原因は尿酸値の増加
痛風のおもな原因は尿酸値の増加にあります。
人間の体には尿酸プールというものがあり、一定量の尿酸が蓄えられています。正常な人では1200mgと言われていますが、食事や生活習慣などの要因によって、増加してしまうことがあるんですね。この尿酸値の増加により、痛風を起こしてしまう引き金になるのです。
■プリン体が尿酸を作る
尿酸を作るもとはプリン体です。
通常であれば、プリン体は分解され尿酸になり、尿ともに排出されます。ところが過剰に摂取されると、排出しきれずに尿酸プールに蓄えられすぎてしまうんですね。これが痛風の原因になってしまうんです。
■プリン体の多い食品とは
プリン体の過剰摂取は尿酸値の増加を招き、痛風を引き起こす原因になります。
ですから、プリン体が多く含まれる商品の摂り過ぎには注意!では、プリン体が多い食品はどのようなものでしょうか?それは「高プリン食」と呼ばれるものです。高プリン食とは、食品100g当たりにプリン体を200r以上含むもの。
代表的な食品は以下になります。
・レバー類や白子などの内臓系
・魚の干物
・干し椎茸などの乾物
これらが代表的な高プリン食です。
■ビールや発泡酒のプリン体は意外に少ない
プリン体といえば、ビールや発泡酒のイメージがある方も多いのではないでしょうか。実は、ビールや発泡酒の100mlあたりのプリン体はそれほど多くないんですね。
品種によっても違いますが、およそ8.0mg〜1.0mg。しかし、いくらプリン体が少ないからといって油断は禁物!
たくさん飲めば、それだけプリン体を摂ることになりますし、実際に大酒の人は、痛風の危険度が高いと言われています。
■まとめ
・痛風の原因は尿酸値の増加。体の尿酸プールの値が増えすぎると痛風を引き起こす。
・尿酸を作るのはプリン体。通常であれば尿とともに排出されるので問題はない。しかし、過剰摂取しすぎると排出しきれず尿酸を増加させてしまう。
・プリン体の多い食品を「高プリン食」と呼ぶ。代表的なものに、レバー類や白子、魚の干物、干し椎茸などがある。
・ビールや発泡酒のプリン体はそれほど多くはない。しかし、飲み過ぎると結果的に過剰摂取になってしまう。
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