痛風 治療法

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痛風の治療法|初期症状から発作後の治療法まで

 

痛風はどう治療すればいいのか?」

 

そんな疑問を抱えているあなたへ。痛風は初期症状か、発作中か、発作が治まったのかによって、治療方法が違ってきます。

 

そこで、それぞれの状態によって行う治療方法を紹介してきますね。

 

■初期症状の治療

痛風発作には多くの場合、初期症状が存在します。具体的には違和感や軽い痛み、痺れなどです。初期症状が確認できた場合、「コルヒチン」という発作を抑える薬を使用します。コルヒチンは発作が起きる前であれば効果抜群。発作を回避することができる確率がグンっと上がります。しかし、発作を起こしてしまってからでは、ほとんど効果はないとされています。

 

「痛風の初期症状かな?」と感じたら、お医者さんに相談して、発作の前に、コルヒチンを処方してもらうのがおすすめですよ。

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■発作後の治療

発作が起きている最中は痛みを和らげることが優先されます。そこで使われるのは「NSAID(非ステロイド抗炎症薬)」。持病によってNSAIDが使用できない、あるいは効果が見られない場合、ステロイド剤を使用することがあります。

 

■発作が治まった場合の治療

発作が治まったときには使用されるのは「高尿酸血症の治療薬」。治療薬には、尿酸の排出を促す「尿酸排泄促進薬」と、尿酸が作られるのを防止する「生成抑制薬」があります。

 

高尿酸血症には「尿酸排泄促進薬」が、尿酸産生過剰型高尿酸血症には「生成抑制薬」が使用されます。注意点は発作中には使用しないということです。発作中に尿酸値が急激に低下すると、かえって痛みが増加してしまうという報告があるんですね。
 
高尿酸血症の治療薬の服用は発作が治まってからにしてください。

 

■食事療法での治療

痛風の原因である尿酸は食品のプリン体から作れれます。ですから、痛風治療には食事療法も重要です。食事療法の場合、プリン体の摂取量は「1日400mg」が目安。

 

プリン体を多く含む、レバー類や白子、ウニなどの珍味系を控えるだけでなく、お酒を控えたり、種類にも気を使う必要がでてきます。また、尿を促すために水分をたくさん摂るようにするのも大切。なるべく1日2リットルは摂るようにしましょう。発作後だけではなく、起きる前から心がけて置くとこで予防にもなります。

 

■まとめ

・初期症状の場合「コルヒチン」を使用すると効果的。ただし、発作後にはほとんど効果がなくなってしまう。

 

・発作中には「NSAID」を使用して、痛みや炎症をおさえることが優先される。NSAIDが使用できないor効果がないときには、ステロイド剤を使用する。

 

・発作が治まったら「高尿酸血症の治療薬」で尿酸値を低下させる。発作中に高尿酸血症の治療薬を使用すると、痛みが悪化することがあるので使用しないこと。

 

・食事療法も重要な治療方法のひとつ。プリン体を多く含む食品やお酒を控えることを心がけ、水分をたくさん摂るのが大切。

 

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